【おススメ本紹介】運とコネのつかみ方（著）内田博史

今回紹介するのは内田博史さんという方の「運とコネのつかみ方」という本です。

元々は長年トレーダーで有名な方だったのだが、最近は以下のようにYoutubeチャンネル持っており、レッサーパンダの見た目で潜在意識や引き寄せの分かりやすく実践しやすいタメになる話を提供している。

本の内容については金持ちになるための大切な考え方について説明をしている。

一般的に成功者が話しているこうすれば成功できたという話はよく見せようという美談や苦労話が大半だが実際のところはどうなのか？という話をしている。

それを表しているのが「成功するには運があることが大切」ということを最初の話に持ってきているところだ。

運が大切なんて身も蓋もないし、個人のセンスや努力が大切なのでは？と思ってしまうが、

それを覆す驚きのエピソードを紹介している。

その話とは海外のコンピュータ実験で以下の設定で実施された。

・仮想都市に1000人を住ませて40年間生活をさせる。

・20歳から同じ資産を持ってスタートする。

・個人の能力は「才能」ステータスで数値化され生涯変わらない。

・幸運イベントは才能が高いほど当たる確率が高く、資産が倍になる。

・不幸イベントは誰でも一定確率で発生し、資産が半減する。

結果としてどうなったか？

結果は才能が一番高い人ではなく標準より少し高い人が最後に一番資産を持っていた！

このように運がいいという要素の方が才能より優先されるということのを理由を教えてくれる。

他にいい話だと思ったのは金持ちというのは暇人じゃないので仲良くなるのに直接はいけないということ。時間当たりの価値が普通の人と違うのでよく素性の分からない人を近づけることはしないのである。

つい私は～～で接しにいってみたり、その人と繋がりがある人を発見すると～～さんを紹介してよと言ってしまう人がいるがこれでうまくいく可能性は少ない。

まずどうすればいいのかというとその人の側近から自分のことを覚えていってもらい、

自分の話をその人から伝えてもらう。というやり方が効果的とのこと。

他にも金持ちがお金を使うべきものとかビジネスする上での譲ってはいけないものについても説明している。

まだ紙媒体だけで電子書籍にはなっていないけど興味があればどうぞ。